Books @ Floating Log

2010-08-28 (*)

# テルマエ・ロマエ I

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」エンターブレイン(2009)。 ローマ帝国の浴場設計家がなぜか現代日本の風呂にタイムスリップして見聞きしたアイデアをローマに持ち帰り、ローマで好評を博すという、奇妙な設定のマンガ。 三省堂のエスカレータ脇に原稿らしき絵が貼ってあったのはこれか(「平たい顔の人」とか何とか書いてあってどういう意味かと思っていた)。

posted at 20:41:52    #
 
2010-08-22 (*)

# 復讐への航路, 明日への誓い

エリザベス・ムーン「復讐への航路」(2005), 「明日への誓い」ハヤカワ文庫(2006)。 わくわくするスペオペというわけでつい勢いで続きを。 シリーズというより、(タイトル変わって別の本という体裁だけど実質的には)一つの話なんだね。

さて、ここで誤算なのだが、続き(4冊目と5冊目)は日本語訳が出ていないらしい。 やられた…。

posted at 00:45:04    #
 
2010-08-14 (*)

# 栄光への飛翔

エリザベス・ムーン「栄光への飛翔」ハヤカワ文庫(2005)。 宇宙商人の冒険もの。 主人公が士官学校を放り出されたという経歴から見ればおとなしいぐらいか。 続き物なので続きもそのうち。

posted at 19:42:08    #
 
2010-07-09 (*)

# ヴィンランド・サガ 9

幸村誠「ヴィンランド・サガ 9」アフタヌーンKC(2010)。 奴隷暮らしの続き(いつまで続くんだろう)。 全般に画面がむさ苦しい。

posted at 02:55:12    #
 

# 量子情報科学の基礎

広田修「量子情報科学の基礎」森北出版(2002)。 副題が「量子コンピュータへのアプローチ」というのだがその部分は大したことが書いていない。 その前段階として、量子情報理論が解説されているのだが、ざっくりした言葉と数式とでよく解らない部分が多い。 もうこれは読み物、と思った方がいいのだろうな。

posted at 02:21:04    #
 
2010-07-04 (*)

# 物質のすべては光

フランク・ウィルチェック「物質のすべては光」早川書房(2009)。 タイトルは超対称性のことを指している。 なんで、今この内容の本が改めて出てきたのだろう?

posted at 22:41:20    #
 
2010-06-20 (*)

# テクニカルライティング

メアリ・K・マカスキル「テクニカルライティング」京都大学学術出版会(2009)。 NASA のマニュアルの翻訳だというのだが、訳文が微妙なので読む気がなくなった。 たとえば33ページに「単一測定値」という語が出てくるのだが、日本語として意味が判らない。 文書の性質上、なんだか裏切られた気分が強い。

訳が微妙なら原文読めばいいんじゃないか、と探したら、なんと NASA は無料で配っている→sp7084.pdf。 そうなのか。 で「単一測定値」は a single measurement だった。

When a number is used with a plural noun to indicate a single measurement, a singular verb is required

「測定」にことさらこだわって訳すのが間違いではないか。 「ひとまとまりの大きさ」ということだと思う。 (というか「思う」とかいう文を書かせるこの元の文が native speaker には明瞭な文なのだろうか?)

posted at 03:46:24    #
 
2010-06-12 (*)

# アジャイルな見積もりと計画づくり

Mike Cohn「アジャイルな見積もりと計画づくり」毎日コミュニケーションズ(2009)。 地に足の着いた実践的な指南書なのだと思う。 良い本ではあるのだろうが、却って遠い話に聞こえる(というような人間が対象読者ではないというだけだということは承知している)。

posted at 23:26:08    #
 
2010-06-09 (*)

# "不機嫌な"太陽

H.スベンスマルク/N.コールダー「"不機嫌な"太陽」恒星社厚生閣(2010)。 地球温暖化の主因は宇宙線による雲の形成だ、という説。 宇宙線は地球磁場と太陽磁場でブロックできなかったものだけが大気圏の下層に達して雲の形成に影響を与えるので、それらの磁場の変動で短い期間での温暖化・寒冷化の推移はだいたい説明できる。 これだけだと少し説得力に欠けるように思うが、もっと長期的な地質学的時間での寒暖の変化が銀河系内での太陽系の移動と高い相関を示す(太陽系の外からの宇宙線の供給が増減するのに従って寒暖が変化する)という。 これはなかなか面白い。

訳が今ひとつこなれていない日本語で若干読みにくい。 たとえば鱗甲-南十字腕という表現があって鱗甲って何だと思ったのだが、Scutum とあるので手元の古い全天星図に依れば楯座のことのようである。

posted at 02:46:40    #
 
2010-06-06 (*)

# 自由と繁栄の弧

麻生太郎「自由と繁栄の弧」幻冬舎文庫(2008)。 続いて麻生元首相の外相時代の演説集。

前の日朝関係の本とは違って、前向き未来志向(北朝鮮にはほとんど言及していない)。 人気があったのは判る。

posted at 00:19:28    #
 

# 増補版 日朝関係の克服

姜尚中「増補版 日朝関係の克服」集英社新書(2007)。 姜先生(学部時代に一度授業を受けたことがある)の北朝鮮問題の提言的な本。

戦前の日本の突っ走り具合と現在の北朝鮮の暴走とを日本の国民のある世代にとっては、思い出したくもない過去の自画像が、亡霊のように目前に蘇ったかに見えているのだろうと並べて見せるのはなかなか思っていなかった角度だった。 そうしてみると北朝鮮の「体制保証」は戦前の「国体護持」と同じような標語ということに。 敗戦の日本で護持されたのは突き詰めれば天皇という存在? となると、金正日さえ裁かずに温存できれば十分なのかな。

posted at 00:13:04    #
 
2010-06-01 (*)

# 悩ましい翻訳語

垂水雄二「悩ましい翻訳語」八坂書房(2009)。 生物系の翻訳語の蘊蓄。

ところでホメロスをホーマーというのは一般的なの? この前も確か ラテン語とギリシア語 でそんな言い方を見たけど。 実は世代間で違う(つまり教科書が現地語読みを優先するようになった世代以降はホメロスが一般的な)のでは、と。

posted at 23:19:44    #
 
2010-05-31 (*)

# ハックス! 4

今井哲也「ハックス! 4」講談社(2010)。 完結巻。 主人公の成長ぶりが、アニメのあれこれを身につけているという意味だけでなく、兄の「しばらく見ないうちに ずいぶん人間の言葉を話すようになったな」というセリフが象徴するような成長が、印象深い。

それにしてもこの人基本的に裁ち切りなんだな、とか妙なことにも気が付いた。

posted at 23:38:56    #
 
2010-05-30 (*)

# エキスパート Python プログラミング

Tarek Ziadé「エキスパート Python プログラミング」アスキー・メディアワークス(2010)。 中級者向けガイド。 説明することが沢山あるので、当然のことながら一つ一つのことの説明は少なくなる。 つまり、この本を読んだ後、紹介されているものの中でまだ使っていないものを使ってみないと価値がよく判らない。

いくつか気になったところを見つけたので: 正誤表

posted at 16:08:48    #
 
2010-05-27 (*)

# 小林・益川理論の証明

立花隆「小林・益川理論の証明」朝日新聞出版(2009)。 KEK Bファクトリーを中心に加速器の世界の紹介としてはなかなか面白かった。

posted at 22:00:48    #
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